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丹下健三顕彰シンポジウムに参加しました
9月13日(土)に、今治市で開催された「丹下健三顕彰シンポジウム」に参加しました。
会場には県内外から多くの方が集まり、丹下健三さんが築いた建築の価値と影響力の大きさを改めて感じることができました。
徳永市長は「今治で丹下建築とアートを融合させていきたい」と語られました。これに対して丹下健三さんの長男・憲孝さんは「今治で作品をつくりたいとアーティストが自然に集まるようになれば、丹下の思いが実現する」と話されており、今治のまちにアートが広がっていく未来に大きな期待を感じました。
さらに、建築家の隈研吾さんは「建物は長く残るために、その時代に合った使い方に変えていく必要がある。建物は生き物のようなものだ」と述べられていました。建築は完成して終わりではなく、時代とともに生き続ける存在であるという言葉が深く印象に残りました。
また、茶道と日本建築の関わりについてのお話もあり、伝統文化が建築の思想と切り離せない関係にあることを学びました。
今回の学びを大切にしながら、これからも地域に根差した家づくりを続けていきたいと思います。